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心身の健康:心の傷による苦痛の影響(三羽)

「心身の健康:心の傷による苦痛の影響」(トラウマとその対処)
トラウマとその対処についての翻訳です。
・・・・・・・・
心身の健康:心の傷による苦痛の影響(トラウマってピンときにくい人もいるので
日本語に訳して書いてみました)
http://apa.org/helpcenter/traumatic-stress.aspx


○心の傷への苦痛反応とは
学校での銃撃事件や戦闘、レイプ、拷問、自然災害、事故、またはそれ以外などの、自他の身体の安全や命を脅かすような酷い出来事を経験したり目撃したりした人たちは、心の傷による苦痛を受けします。救命士やレスキュー隊、警官、消防士、ストレスの度合いや死亡率が高い救急治療の医療関係者など、生死にかかわる経験を繰り返し経験する人もまた、こうした心の傷を目の当たりにします。

こうした出来事を経験した人は誰でも心に衝撃を感じます。そして仮に最終的にその危険から逃れられたとしても、生き延びた人々は、自分の人生がこれまでとはもう同じではありえないように感じるかもしれません。

人々はさまざまに反応を示し、その多くはこうした出来事を経験したり目撃したりした状況下で理解できるものです。こうした出来事に対する身体的、または情緒的な症状を経験することは正常であり、それは心の傷による苦痛反応と呼ばれます。

○心の傷による苦痛の身体的な症状
心の傷による苦痛にさらされた人は誰でも、以下のような経験をするかもしれません。
・疲労
・すぐに驚く(ドキッとする)
・頭痛
・発汗
・胃腸の問題

○心の傷による苦痛の情緒的症状
心の傷による苦痛にさらされた人は、以下のように感じるかもしれません。
・恐怖
・怒り
・罪悪感
・不安
・覚醒度の低下
・無感覚になったり、世界から切り離されたような感覚
・無力感
・絶望

○PTSDとは?
PTSDとは、Post Traumatic Stress Disorderのことで、日本語では一般に心的外傷後ストレス障害と訳されています。これはストレス(苦痛)への反応と似ており、実際、心の傷を引き起こす出来事を経験した多くの人がPTSDを発症しています。

こうしたPTSDを抱える人たちは、心の傷による苦痛反応を持つ人たちと同様の身体的および情緒的症状を経験しているかもしれません。しかし、PTSDを持つ人たちは、激しい恐怖、無力感または戦慄、そして侵入性の症状(フラッシュバック[記憶が繰り返し鮮明にあらわれること]や悪夢)などをも発症するのです。こうした症状は一ヶ月以上続き、日常生活をおびやかすようになります。

心の傷への苦痛は特別なものではありません。実際に:
・約70パーセントのアメリカ成人が少なくとも生涯で一度は酷い心の傷を引き起こす出来事を経験し、5人に1人はPTSDを発症させています。
・すべての大人の約8パーセントがPTSDに苦しんでいます。
・子供やティーンエンジャーを含めると、すべてのアメリカ人のうち推定5パーセント、1300万人以上が生涯でPTSDを発症します。
・約10人に1人の女性が生涯ででPTSD症状を発症し、それは男性の二倍の数です。女性は男性よりドメスティックバイオレンスやレイプや虐待といった被害にずっと多くあいやすいからです。
・ほとんど17パーセント男性と13パーセントの女性は、生涯で3回以上の心の傷を引き起こす出来事を経験しています。

○心と体のつながり
心の傷による苦痛を受けることは、あなたの心と体に影響を及ぼしかねません。そしてこの両者は密接につながっており、その違いを分けることは難しいです。

例えば、心の傷による苦痛により、集中力が阻害されたり、記憶が低下したり、睡眠問題が起こったりするかもしれません。ここでそうした症状が、身体的問題で起こっているのか、またはいまだ動揺しているから起こっているのかどうかを自分だけで判断をすることは難しいでしょう。また、心の傷による苦痛により、食生活に乱れが起き不健康なものとなり、そのせいであなたの睡眠や胃腸の問題にまで影響が出てくるかもしれません。こうした苦痛により頭痛起き、その痛みはまた、あなたの心の苦痛を悪化させたりもします。

体と心は呼応して働くため、心の傷による苦痛は、体と心があたかも敵対しあうような循環を生み出し、それが痛みや疲労といった症状を悪化させるのです。

○心の傷による苦痛への対処
もしあなたがこうした心の傷による苦痛を引き起こすような出来事を被っているとしたら、あなた自身でできることがあります。

・癒えるための時間をもちましょう。これがあなたの人生において困難な時となることを理解しておきましょう。あなたが失ったもの・命に対してきちんと悲しみ、喪に服しましょう。あなたの感情の状態の変化について辛抱強くいましょう。

・あなたのことを気にかけ、話を聞いてあなたの状況に共感してくれる人たちに援助を求めましょう。一つだけ忘れないでおいて下さい。もしあなたが普段援助を受けている人たちがあなたに近い存在で、同様の心の傷を抱えている場合は、彼らの力も弱まっているかもしれません。

・家族や友人と話したり、日記をつけるなど、あなたが快適と思う方法で、自分の経験を表現しましょう。

・地域のサポートグループ、自然災害の被害者グループなどを探しましょう。これは、私的な支援体制が限られている人に特に助けとなります。

・サイコロジストなどの訓練と経験をつんだプロによるグループを見つけましょう。グループ内で話すことは、同様な状況にある他のみんなが同じような反応と気持ちを持っていることに気付かせてくれます。

・こうした過度な苦痛を対処するための能力を高めるために、健康的な行動に従事しましょう。バランスの取れた食事をし、十分に休みましょう。もし睡眠障害を感じている場合、リラクセーションテクニックを通じて楽になれるかもしれません。お酒や違法ドラッグの使用は避けましょう。

・きちんと同じ時間に三食とりエクササイズをするといった日常の習慣を構築、または再構築しましょう。これは、日常の習慣が破壊されたとき、特に重要です。仮にあなたが避難所にいて家に帰れなかったとしても、あなたを快適にする日常の習慣を構築してください。日々の生活の要求から少し自分のための時間をみつけ、趣味や他の楽しめる行動をとるようにしましょう。

・助けられる人を助けましょう。自分が苦痛の渦中にいるとしても、他者を助けることは、あなたにコントロール感(自分が出来ることをやれている感覚)を与え自分自身の気持ちを回復させてくれます。

・可能であるならば、転職や就職などの大きな決断を避けましょう。なぜならばこうした決断はとてもストレスフルなものとなるからです。

○いつプロの助けを借りるべきか?
多くの人は、自然災害から引き起こされるこうした情緒的、身体的な要求に対して、自分の持つ支援体制を役立てて効果的に対処できます。しかし、重要な問題が持続し、日常生活に支障が生じることもおかしなことではありません。例えば、ある人は極度の神経過敏や消えない悲しみなどを経験し、それらのせいで仕事や対人関係に支障をきたすこともあるでしょう。

日常生活に支障をきたすような長期にわたる反応を示している人は、訓練を受け経験をつんだメンタルヘルスのプロに相談することが必要です。サイコロジストおよびその他のメンタルヘルスのプロは、こうした過度な苦痛への一般的な反応について情報を与えてくれます。こうした心の苦痛を被っている人たちを援助するプロたちは、人々が自分の感情に受けた影響を取り扱うための建設的な方法を見出せるよう援助します。

子供たちに関しては、継続的で攻撃的な気持ちの爆発、学校での深刻な問題、心の傷を引き起こす出来事への没頭(執着)、継続的で極度な引きこもり、そしてその他の強い不安や感情的な障害の兆候等、これらすべてがプロの助けの必要性を示しています。サイコロジストなど資格のあるメンタルヘルスのプロはそうした子供たちや親たちが、心の傷から生じる思いや気持ちや行動を理解しそれらを取り扱うことを手助けします。

(三羽理一郎 加州公認クリニカルサイコロジストPSY21622 )

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