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桜の花びらが舞い、心が揺り動かされる季節(三羽)

桜の季節です。
古来我々日本人にとって、「花」といえば「桜」を指していたほど、この季節は何かを感じさせるものがあります。

桜の季節・・・皆さんは何を連想されますか?
お花見、一面のピンク色、桜吹雪・・・楽しく綺麗なことばかりでしょうか?
それだけなら良いのですが、この季節はまた、とても悲しく、切なく、寂しいものでもあります。
桜自体も象徴していますが、この時期は「終わり」と「始まり」とを感じさせます。


日本では年度が終わり新たな年度が始まります。
学校では卒業したりクラス替えがあったり。
職場では新たな部署に移動したり、新しい仕事が割り振られたり。
旅立ちと新たな出会いの時です。

普段だったら、元気だったら、良いニュースがたくさんあるんだったら、素敵な展望が待っているのであれば、こうした新たな旅立ちや出会いにあたっては、悲しさや不安よりもワクワク感や希望の方が強くなることでしょう。
そして花見や歓送迎会などの楽しさや勢いでその移り変わりを乗り切ることができ、新たな世界へ赴けるようになるかと思います。

しかし、今年はもしかしたら、違うかもしれません。
毎年のような桜の季節の旅立ちに加え、もっとたくさんの望まない変化を経験されている方々がいらっしゃいます。
震災地で新たな年度を始める方々、引越しを余儀なくされ、慣れない土地で新しく学校生活や仕事を始めなければならない方々、仕事内容やその形態に変化があった方々、親しい相手と離れなくてはならなくなった方々、そして、大事な人たちを失ってしまった方々。。。
しかも今は自粛ムードまで漂っているので、花見だ飲み会だパーティだと浮かれるのははばかられる空気があります。

これは、本当にきついことです。
元気だったらウキウキ出来るかもしれない季節なのに、今年はちょっと辛い、切ない季節。

この季節は、幸せで元気な人はもっと元気になる一方、弱っている人はもっと弱く、寂しくなるんだと思います。
今年は、日本全体が弱っているため、多くの方がその影響を受けているのではないかと、私は危惧しています。

私の友人の話ですが(本人から話す許可はとってあります)、彼女は毎年、この季節には何だか落ち込んでしまうのだそうです。
周りがみんな卒業したり転職したり旅立ったりしているのに、自分はひとり取り残されている感じ、いったい自分は何をしているのかと情けなくなる気持ち・・・どんよりとしてしまって、お花見を楽しむような気持になれないそうです。
とくに今年はこの震災のせいもあり、それに輪をかけて落ち込みかけているとか。
彼女のお友達にも同様の方々がいらっしゃって、その気持ちを共有しあったと言っていました。

しかし実際のところ、そういうのはいたって普通のことなんです。
弱ったり、切なかったり、落ち込んだりしても、それが当たり前。
だから、それに驚いたり無理して否定したりしたりはせず、当然のこととして受け入れてあげながら、この季節を生き延びていきましょう。


息を潜めるようにして、さっさと花びらが散り新緑の季節が来るのを待つのも良し。
家族や友人たちとそうした落ち込んだ気持ちを共有しあうのも助けになるでしょう。
お部屋の隅っこで、ぬいぐるみ撫でてるなんてのもいいかもしれません。
私は開き直りとかユーモアは、落ち込んだ時にこそ発揮するのが効くと思っているので、例えば、「桜チレチレ!団」とか結成して、うさ晴らしに仲間で集まってぼやくのも一案。
私全日本愚痴振興会会長(自称)でもありますので、友人に電話して愚痴ったりするのも奨励します。

落ち込んだときは、自分の力をゆっくり養っていきましょう。
できるだけおいしいものを食べ、ゆっくり休養もとって。


もし、そこまで落ち込んだりはしていないけど、でもちょっと気分が優れない、なんか例年ほど楽しめないし、若干だけどブルーになっちゃう、という感じの人は、お花見に行ってみるのもいいじゃないんでしょうか。
週末にピクニックでもして、綺麗な花とともに新鮮な空気を吸いながら、おいしくお弁当を食べましょう。
こういう時、桜を敵に回してますます落ち込むよりは、もう「少しでも自分がポジティブな方向に向かえるように、可能な限り利用してやる!」、くらいの気持ちで、やつらを役立ててしまいましょう。
落ち込まされるだけなら悔しいいじゃないですか。
利用して、自分の糧にしてしまいましょう。

ええもうガッツりと。
桜餅でも食べながら。

今回伝えたかったことは、桜の季節が我々に与えうる影響です。
人それぞれその度合いは違うでしょうが、どのような方向であれ、心が揺り動かされてもそれは当たり前のことなので、驚かないで、自分の気持ちを受け入れてあげていってください。
そして、静かに時を過ごす、出来ることをやってやり過ごす、開き直る、思いきり楽しむなど、今の自分に合った過ごし方をしていきましょう。


(三羽理一郎 加州公認クリニカルサイコロジストPSY21622 )

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